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キャリアデイ

リョーユウメンバーの日常

みなさんこんにちは。SDGs担当ファンキーRです。

 

今回はちょっと長めの話題になります。

大人の事情があり写真少なめですがご了承ください。

 

先日、とある中学高等学校のキャリアデイに参加してきました。

会社のSDGsの委員会半分、自分自身の勉強半分といった感じでしょうか。。。

キャリアデイとはどういったものかというと

生徒の親が50分間テーマを決めて授業を行うというものです。

簡単にいうとお父さん、お母さんが先生をやっちゃうよ!という企画でして。

残念なのが自分の子供のクラス以外を受け持つという条件があります。

希望した方が対象でさらに多い場合は抽選になります。

中学1年~高校2年生のクラスがランダムに選ばれての授業になります。

 

今回、私は初参加だったのですが、なんと最高学年の高校2年生の理系クラス

正直、いきなりハードル高いなぁ~~~と…

 

ちなみに子供に聞くと例年ではお堅い内容が多いらしいとのことで

それなら、今までにないことやってみようじゃない!

 

私の良い癖なのか悪い癖なのか…チャレンジ精神に火が付きました。

 

皆さんだったらどのようなテーマの授業をしますか?

 

私が選んだ内容

SDGs半分、音楽の授業半分

 

音楽室使って授業してきました。

今までに前例のないキャリアデイの授業内容です。

社長が授業見にいこうか?と言ってきたのですけど

私の授業参観になってしまいそうなので丁重にお断りしておきました。

本当は私のがんばっている姿を見てほしかったのですが、スタッフは無しでとのことでしたので…

 

キャリアデイが行われる数日前から自分の息子に

やりすぎるなよ?目立ちすぎるなよ?

と、口すっぱく言われておりました。

とりあえず、最近、反抗期なのかいうこと聞かないしゲーム三昧なので

まぁ、ほどほど伝説を残してくるよ

と、言葉を残しておきました。

 

実は私、今月初めにとある資格のテストを受ける為に結構そちらに時間を費やしており

このキャリアデイまでは残すところ1週間という過密スケジュール

仕事が終わって帰ってから、ひたすら演奏の練習を毎晩遅くまでしていました。

いよいよ明日、というところで

前日に機材の積込。一台20キロ近くあります。めちゃくちゃ重いです。

なんとか車に詰め込みました。

もう、見た目は全国をさすらうバンドマンか?といった感じです。

当日、朝から搬入。

この学校の素敵なところ…エレベーターがあります。

2階の一番奥の音楽室まで運ぶのにとても助かりました。

搬入だけで1時間を要したのですが、休み時間と合致あったりして

生徒とたくさんすれ違います。

あの人、楽器持ち込んでるけど何してるんだろう?という不思議そうな目でこちらを見てきます。

どの生徒もハキハキした大きな声で挨拶をしてきます。素晴らしい!ほんとに。

準備も終わり、キャリアデイ講師の控室へ。

いや、もうこの控室の空間が緊張しまくりです。

年上の方がほとんどでしたが私よりもお若い方もチラホラと。

挨拶が終わり、教師の方に連れられて、担当の教室へと。

すでに先ほどまでいなかった生徒たちが座っており。緊張MAX。期待もMAX。

今回の授業の書類を50部作っていってたのですけど

ここで私、いきなりのチャレンジゲームを始めます。

 

この50部の冊子を最速で配ってください。

話し合ったり、考えたりする時間を5分間与えます。

誰が仕切って話し出してもいいし、個々で考えてもいいです。

 

よーい、スタートでシンキングタイムの5分が始まります。

するとどうでしょう?

 

すごく大人しそうな女の子が立ち上がり話を仕切りだします!

 

これには私もちょっと驚かされました。

次に活発そうな女の子がはなしだしたり男子が話に加わりだしたりと。

あっという間に5分がすぎ、配布開始!

 

副委員長の男子がダッシュして真ん中から流れ作業で配るという方法で配りました。

惜しかったのが、担任の先生に配るのをわすれるという…

この後、SDGsの授業にうつり

クイズ形式でSDGsの勉強をみんなでしました。

どれぐらいのフードロスがあるか等、数値化したものをわかりやすく教えました。

時間が1/3過ぎたところで音楽の授業へ移ります。

まずは、日本の音楽シーンに影響を与えた人、与えている人、これから与えるであろう人の紹介

面白い目線で見た音楽史といった感じです。

私、うすうす気づいていたのですが今の学生たちは

CDを買うということがほぼないので(ダウンロードする為)、良い曲だなぁと思ってても

認識しているのはアーティストの名前で作曲者が別にいることがあるということを知らなかったりします。

ダウンロードしているから歌詞すらきちんとしたのを知らないことも

同じ作曲者でまったく違うようなジャンルを作曲されることも事例にあげて聴いてみてもらうと

生徒の皆さんはかなり驚いていました。

そのあとはもう時間が押せ押せで、持ち込んだ20年ぐらい前のシンセサイザーで作った音楽と

スマホのみで作った曲を聴き比べてもらって機材の進化を体感してもらいました。

シンセサイザーで演奏したのは鬼滅の刃の主題歌の紅蓮華です。

普段はシンセサイザーにチョップしたりと過激な演奏なのですが

やりすぎるなよ?の子供の声が頭をよぎり大人しく演奏しました。

編曲はがっつりド派手なんですけどね

スマホで作ったのはジャンボリミッキーのド派手なやつです。

ジャンボリミッキーを選んだのはその直前に生徒の皆さんが修学旅行でディズニーに行かれていたのを知っていたので

確信犯であったりもします。

生徒も数人、踊っていたりして嬉しかったです。

本当は…

生徒の皆さんにアンコールを頂いて自分の曲をやってやろうともくろんでいたのですが…

残念ながらタイムオーバーになったので出来なかった…それだけが残念無念でした…

しばらくして、生徒全員の感想が送られてきました。

↓一部抜粋

演奏がド派手という誉め言葉に始まり

共感できました!

今日のこの学びを将来にいかしたいと思います。

という嬉しい言葉が…この辺り読んでるときは実はちょっと目に薄っすらと涙をうかべていたりします…

 

授業後に授業を受け持った方々と報告会をしながら話をしました。

私自身、そこで皆さんの考えを聞いて

すごく勉強になり自分のキャリアアップにもつながった良い一日だったなと思いました。

 

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